2015年3月2日月曜日

小荒戸(こあらと)雪アート2015年

3.11を忘れないために


2011年3月11日、東北地方を中心に大きな震災に見舞われました。
翌3月12日、新潟県十日町市でも震度6弱を観測する長野県北部地震が発生、こちらでも多大な被害に見舞われることになりました。


小荒戸集落のみなさんは、大地の芸術祭で作家の方と協働して、作品制作を行ってきています。芸術祭は3年に一度、夏期に行われますが、冬期間も何か行おうと住民のみなさんは、2011年3月、雪のローソクアートを行おうとしていました。
しかし、前述の震災より、中止を余儀なくされたのです。


 

3月11日の大震災と翌日の長野県北部地震での被災に、深い因縁を感じとった小荒戸のみなさんは、この雪のローソクアートを、毎年3月11日に行うことに決めました。
震災で亡くなられた方の冥福を祈るとともに、今でも厳しい避難生活を送られている方に寄り添う気持ちで、この展示を行っています。




昨年の様子
 今年でこの雪アートは4回目を迎えます。震災から4年ということです。
あの日のこと、あの日感じたことをいつまでも忘れないために、集落のみなさんと想いをはせてみてはいかがでしょうか。






場所 : 新潟県十日町市小荒戸集落内

日時 : 3月11日 午後6時頃~ローソクの火が落ちるまで

 

参考 : 小荒戸集落 大地の芸術祭参加作品