小正月行事 1月13日
1月14日は「鳥追い」という行事があります。
暗くなると子どもたちが歌を歌い、拍子木をたたきながら村を回って
豊作を願います。そのあと、雪のかまくらできなこ餅などをいただき
ながらみんなで楽しみます。
天井がとけて落ちると危険だから
です。
この行事も子どもがいなくなって
途絶えてしまったところが多くなり
ました。
都会の皆さんにはぜひ体験していた
だきたい行事です。
翌日は、歳の神(サイノカミ)の行事です。
村人は石の道祖神や鎮守様にお参りを
した後、地元で「どんど焼き」または「ボッポ様」
という行事を行います。
ワラや竹で高い塔を作り、年男、年女が点火
して燃やします。
お正月飾りや習字などもそこで焼きます。
伝えられているので、火が大きく燃えて煙が
上がると歓声もひときわ大きくなるのです。
地元の人は「ドウラクジンサマ」と呼んでいるようです。
多くは村境にあって村に災いが入るのを守って
くれると信じられてきました。
石仏を巡るハイキングもまた興味深い体験になる
かもしれません。
みんないい表情をしています。