2014年3月2日日曜日

1月の話題 パート2


   
 
小正月行事 1月13日
 
1月14日は「鳥追い」という行事があります。
暗くなると子どもたちが歌を歌い、拍子木をたたきながら村を回って
豊作を願います。そのあと、雪のかまくらできなこ餅などをいただき
ながらみんなで楽しみます。
 
最近のかまくらは四角く作ります。
天井がとけて落ちると危険だから
です。
この行事も子どもがいなくなって
途絶えてしまったところが多くなり
ました。
都会の皆さんにはぜひ体験していた
だきたい行事です。

翌日は、歳の神(サイノカミ)の行事です。
村人は石の道祖神や鎮守様にお参りを
した後、地元で「どんど焼き」または「ボッポ様」
という行事を行います。
ワラや竹で高い塔を作り、年男、年女が点火
して燃やします。
お正月飾りや習字などもそこで焼きます。
煙がなびいた方角の米がよくできると言い
伝えられているので、火が大きく燃えて煙が
上がると歓声もひときわ大きくなるのです。
 
 
 
 
 
松代地域にはあちこちに石の道祖神があります。
地元の人は「ドウラクジンサマ」と呼んでいるようです。
多くは村境にあって村に災いが入るのを守って
くれると信じられてきました。
石仏を巡るハイキングもまた興味深い体験になる
かもしれません。
みんないい表情をしています。