猫ちぐら(つぐら)も作っています。
冬の間、豪雪となるこの地域では、この時期に夏に使う、草履やわらじ、かごなど、いろいろなものをわらや竹で制作していたそうです。靴や長靴もないころは、わらで作る草履やスッポンは不可欠のものでした。
今は、そういったものを使う必要性が少なくたったため、作る人もあまりいませんが、なかには今でも作っている方もいらっしゃいます。出稼ぎに出なくなってから、冬の間は作業場にこもって、制作を続けています。
昨年からは、猫ちぐらにも挑戦しています。昔は、赤ちゃん用のちぐらは大抵の家にあったそうで、その「ぼぼちぐら」を作るのが目標だそうです。
米作りの機械化が進む中、制作に使うわらの確保も容易ではありません。竹細工に使用する竹も作るものや使う場所によって、種類を分けて採ってきています。
制作したものは、「まつだい郷土資料館」で、販売されていますので、見に行ってみてはいかがでしょうか?
今の時期は、いろりを囲んで暖をとることもできますよ!
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