大雪もたいへんだけど、小雪も困るところ
十日町地域に多い棚田では、平地の田んぼのように、必要な時に川から水を引いてくるといったようなことができません。ため池を作ったり、雨水や雪解け水を常に田んぼにためておいて、水を確保しています。
この辺りの地域で、稲刈り後にも田んぼに水が張ってあるのは、水が貴重なものだからです。
田植えの前には、田掻きといって畑を耕すのと同じように、田んぼを耕し柔らかい状態にます。
その田掻きをするためには、田んぼに十分な水が張ってあることが必要です。
雪解け後、田んぼの畔が崩れていれば修復したり、山からの水路が問題なく使えるかどうかを調べたり、水がきちんと張れるか田んぼに水漏れがないかどうかなど、水を確保するために様々な注意と対策をとっています。
今年は例年にない小雪。
去年の春先、水路を勢いよく流れていた雪解け水も、今年はいつ流れていったのだろう??と思うほどです。
田んぼに水をためようにも、水量が少なく時間がかかっているようです。
そんな中での今日の雨!
貴重な水資源になっていることでしょう。
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