2015年5月11日月曜日

5月8日は「七つ詣り」

小学校はお休みです

毎年5月8日は「七つ詣り」といって、松代地域では昔から男の子が数え7歳になると、上杉謙信などが合戦の際、必勝祈願をしたといわれている松苧(まつお)神社にお参りに行きます。
7歳まで健康に育ったことをお祝いする伝統行事です。

早朝5時すぎ、上り始めます。









 昔は、住んでいる集落から歩いてきたそうですが、現在は山のふもとまで車で行けます。
山頂でお祝いするので、荷物もたくさんです。
女性の神様なので、女の人はここから上へは上がれません。以前はここに観音堂があったそうですが、大雪の際、崩れてしまったそう。
ここで煮炊きをしたものを、男性が山頂まで持っていき、お祝いしていたそうです。
最後の試練!
この日はお祝いにおもちゃも!
お祓いしてもらいます。 今年は十数名の男の子が上りました。松之山からも来るようです。

午後からは山を下りて、親戚一同でお祝い会です。
男の子が生まれたら、すぐにこの日の宴会場の予約を取るとか取らないとか・・・。
県内最古の建築物。国の重要文化財 に指定されています。茅葺屋根は雪対策の保護シートがかけられています。
神社までの道は犬伏集落、苧島集落、菅刈集落からの3通り。
山道は七つ詣りの当日までにその集落の方が整備してくださっています。
 
菅刈集落からの山道、雪で崩れた道を直したり、落ち葉をどかしたり、子供たちが健やかにと地域のみなさんの気持ちがあってこその行事です。