2014年3月21日金曜日

雪の季節の終わりを楽しみました。

もうじき雪の季節も終わりです。
キャンドルを灯して雪明かりを楽しんだり、雪の夜の語らいを楽しんだり、
雪の夜は寒いはずなのになんとなくあたたかい雰囲気なのが不思議です。
今年の雪はもう終わりですが、来年ぜひ十日町松代・・・そしておやっこ村を
訪ねてみてください。
ほっとする雪の夜をご案内します。

      昔の置きごたつを使ったキャンドルアート                             


 除雪機で雪を押した道路の壁を
使ってキャンドルロードができました。



 
 玄関先の明かりが雪の夜に似合っています。


 雪の夜はミニコンサートもティータイムも宴会も、みんな心和むひとときになります。

 

3月のイベントあれこれ

 越後松代冬の陣の出店しました

3月8日(土)9日(日)の両日は松代最大の雪中イベント「冬の陣」が開催されました。
おやっこ村も初の出店をしました。地元の住民や飲食店が様々な食を提供しています。
毎年、天候によって売り上げも様々で、今年は1日目が少々悪天候でイマイチでしたが、
2日目は春めいたよい天気で客足もまあまあといったところでした。
おやっこ村ののぼり旗とはっぴが結構目立っていました。

イカ焼きはいかが?
おでん、モツ煮
チョコバナナ
わたあめもありますよ。
かあちゃんパワーで
がんばりました。
8日の夜は手作りみこし
合戦と、フィナーレの花火で
盛り上がります。
寒いけど、みんな一杯ひっかけて
みこしをかつぎ、寒さは感じない
ほど熱気に包まれます。

                 

わたあめをきれいにまとめるのは
結構むずかしいのよねー。








      
 

2014年3月11日火曜日

 震災から3年

 今日は3月11日でした。

あの東日本大震災から、早いものでもう3年です。
皆さん、あの時の気持ちを忘れていませんか?

小荒戸集落では、震災から追悼の意をこめて3.11に
キャンドルアートを飾っています。

集落それぞれの家が皆、気持ちを込めて灯をともしました。

震災で犠牲になられた方々に改めて哀悼の意を捧げます。
また、今なお行方の分からない方々の御家族を始め、原発により避難を余儀なくされている方々、被災された全ての方々に、心からお見舞いを申し上げます。




2014年3月2日日曜日

2月

雪ほり応援隊

学生部隊編

いやーさすがに現役の学生さん。
パワーがすごかった。
今回は菅刈集落の空き家の除雪を手伝っていただきました。
地元のおじさま方もびっくりするくらいにスピーディーにスノーダンプを
使いこなしていました。
今年は少雪で屋根まで雪が届くことはありませんでしたが、それでも
空き家は一階が埋まった状態です。
おやっこ村も立ち上げたばかりでPRはまだまだですが、
来年は雪ほり(除雪)に都会からたくさん来ていただけるとありがたいです。
労働のあとの新潟のお酒はまた格別ですよ。
ありがとうございました。


2月


雪ほり応援隊いろいろ

2月23日 外国人部隊?
8年くらい前からこの地域に交流のあるもと外国人留学生や
現留学生のみなさんです。アメリカ・イギリス・タイ・中国・ベトナム等、
出身地は様々ですが、こうやって田舎に来るとほっとした時間を味
わうことができるようです。
多くは国費の留学生で頭脳明晰で、志の高い若者たちです。
「国に帰って教育をよくしたい」
「研究者になる」
「日本の企業で仕事をしたい」など目的は様々。
日本の若者たちと仲良くして、こうしてこの地を訪れてくれるだけでも
立派な庶民レベルの国際交流になっていると思います。
集会所や神社などの除雪体験をしていただきました。
都会に住みながらも、田舎の好きな外国人はたくさんいます。


 

こんな雪ハジメテー!
スノーダンプってべんりね。
働いた後の「ニホン酒」もサイコー!

1月の話題 パート2


   
 
小正月行事 1月13日
 
1月14日は「鳥追い」という行事があります。
暗くなると子どもたちが歌を歌い、拍子木をたたきながら村を回って
豊作を願います。そのあと、雪のかまくらできなこ餅などをいただき
ながらみんなで楽しみます。
 
最近のかまくらは四角く作ります。
天井がとけて落ちると危険だから
です。
この行事も子どもがいなくなって
途絶えてしまったところが多くなり
ました。
都会の皆さんにはぜひ体験していた
だきたい行事です。

翌日は、歳の神(サイノカミ)の行事です。
村人は石の道祖神や鎮守様にお参りを
した後、地元で「どんど焼き」または「ボッポ様」
という行事を行います。
ワラや竹で高い塔を作り、年男、年女が点火
して燃やします。
お正月飾りや習字などもそこで焼きます。
煙がなびいた方角の米がよくできると言い
伝えられているので、火が大きく燃えて煙が
上がると歓声もひときわ大きくなるのです。
 
 
 
 
 
松代地域にはあちこちに石の道祖神があります。
地元の人は「ドウラクジンサマ」と呼んでいるようです。
多くは村境にあって村に災いが入るのを守って
くれると信じられてきました。
石仏を巡るハイキングもまた興味深い体験になる
かもしれません。
みんないい表情をしています。
                      
   
                  
                   
                 
 
 
 
 
 
 

 
 
 


  

 

1月1日の話題

お正月行事 パート1

 東京八王子市から3名おいでいただき、2年参りやお正月料理を
堪能していただきました。
例年になく雪が少なかったので、住民もゆっくりとお正月を過ごす
ことができました。
  元旦はたいていの村で合同新年会を行います。かつては、個々に
親戚を回るのが習わしでしたが、今は集落センターなどに集まって
新年を祝います。今年はそのあと、村の有志と八王子のみなさんの
交流新年会となりました。
農業の話、村の話、気候の話、景気の話、食べ物の話、酒の話、
政治の話・・・・等々、総じて言うならば、さしずめ時事放談ならぬ
爺々放談といったところでしょうか?















  田舎の手作りおせち料理も味わっていただきました。今どきの
お正月は、スーパーで買ったものが多くなってしまいましたが、
手作りの味を大切にしたいものです。

  昆布巻き、黒豆、なます、きんとん、ニシン大根、煮しめなどなど。
ちなみに松代のおぞうにの具は、大根とぜんまいがメインで、家庭
により、こんにゃく、油揚げ、にんじん、鶏肉、昆布など好みで入れ
ます。汁よりも具が多いのが特徴です。
 
   今、あちこちで食を見直す活動が行われています。
和食も世界文化遺産になったと言っても、本当の和食は田舎に昔から
伝わっている食べ物に他なりません。美しすぎる和食は近年の創作料理
が多いのではないでしょか。田舎のおばあちゃんたちが作ってきた料理こそ
世界に誇る「和食」であると思いますが。