2016年1月22日金曜日

松代大相撲 初場所

第136回!

明治13年に始まったと伝えられている「松代大相撲」
決して私たちが、相撲を取るものではありません。

大相撲初場所の勝敗を予想して競い合います。毎日、選ばれた好取組の十組の勝敗を予想します。今年は8部屋約200名の力士が参加しています。
雪深いこの地域ならではの娯楽として現在も続いています。始まったころは、テレビもラジオもない時代、「新聞を頼りにこの相撲は行われたいたのではないか」と、昨年の千秋楽でそんなお話がありました。
家の一階が埋まるような雪の中、近所の人たちが集まってにぎやかにしていただろうを想像すると、その熱気で外の寒さを忘れてしまいそうです。

しこ名は参加者それぞれが考え、千秋楽には、表彰式があり横綱をはじめ三役の土俵入り、弓取り式が行われます。
12日目での番付が発表されました!
千秋楽まであと3日、日本人力士がんばれ~!


2016年1月20日水曜日

冬の仕事(わら、竹細工)

猫ちぐら(つぐら)も作っています。

冬の間、豪雪となるこの地域では、この時期に夏に使う、草履やわらじ、かごなど、いろいろなものをわらや竹で制作していたそうです。
靴や長靴もないころは、わらで作る草履やスッポンは不可欠のものでした。

今は、そういったものを使う必要性が少なくたったため、作る人もあまりいませんが、なかには今でも作っている方もいらっしゃいます。出稼ぎに出なくなってから、冬の間は作業場にこもって、制作を続けています。

昨年からは、猫ちぐらにも挑戦しています。昔は、赤ちゃん用のちぐらは大抵の家にあったそうで、その「ぼぼちぐら」を作るのが目標だそうです。
米作りの機械化が進む中、制作に使うわらの確保も容易ではありません。竹細工に使用する竹も作るものや使う場所によって、種類を分けて採ってきています。



制作したものは、「まつだい郷土資料館」で、販売されていますので、見に行ってみてはいかがでしょうか?
今の時期は、いろりを囲んで暖をとることもできますよ!

2016年1月15日金曜日

2016年もよろしくお願いします

今日は小正月

本来ならば今日がぼんぼ様(賽の神)の日です。
ですが、祝日の関係で多くの集落では、1/11成人の日にぼんぼ様が行われました。

今年の豊作、無病息災をお祈りします。
天候もよく、天高く燃え上がりました。


別の日、ほかの集落で行われたぼんぼ様では、帰り際に、完全に燃えきっていない木片を拾っていました。
その木片を屋根の上にあげておくと、家が火事にならないと言われているそうです。様々な言い伝えがあるものですね。
わたくしも小さいものをいただいてきました。雪で落ちないようにどうやって屋根にのせようか・・・?