2016年3月16日水曜日

3.15だんごまき

3/15釈迦亡くなった

涅槃会(ねはんえ)とも言います。
集落ごとにそれぞれ行っていたそうですが、今は、集まってだんごを作ることも大変になったこともあり、取りやめてしまった集落も多いです。

お釈迦様がなくなったとされる3月15日、涅槃絵図を飾り、お米をすりつぶし、だんごにしたものをお供えします。

勤めに出ている人の関係もあり、松代田沢集落では早朝に集まります。

まずはお参り。
全員が集まったら、お経をあげます。

お経が終わったら、お供えしていただんごを、集まった人たちに配ります。
田沢集落では、だんごづくりをやめてしまったので、ここではお菓子をまいています。

まかれただんごを食べると健康になるとか、持ち歩いていると危険が近づかないとか、ありがたいお団子なので、みなさんたくさん拾って持ち帰ります。

目に見えないものから力をもらって、また一年健やかに暮らしましょう。

2016.3.11キャンドルロード 芸術祭こあらと雪アート

今年小荒戸集落311キャンドルロード
今年は小雪だったため、多くのところは道沿いに雪を積み、ローソクを灯しました。

バケツに雪を詰めてひっくり返して作ったもの。
ローソクの明かりが雪を通して、柔らかく灯っています。
集落入り口~集落内まで続いています。

雪の壁がある部分は、ほこらを作って飾ってありました。

廃材で作ったお花。

翌3月12日は「カラコ」(カラッコ)?
弓矢と米をすりつぶしてだんごにしたものを詰めた藁が、玄関先に飾ってありました。
五穀豊穣を願う儀式です。今年の矢は東向きだそうです。

翌朝、芸術祭で作ってきた作品たちが大集合していました!

こちらの展示は3月19日(土)までです。

2016年3月9日水曜日

今週末は第29回「越後まつだい冬の陣」

準備が進んでいます。

松代の冬の一大イベント、「越後まつだい冬の陣」が今週末3/12(土)13(日)に迫ってきました。今年で29回目です。
「のっとれ!松代城」で県内外からも有名なイベントですが、地元の方々は屋台を出したり、手作りみこし合戦に出場するなどして、このイベントを盛り上げています。

おやっこ村では、今年も屋台を出します。今日はその仕込み作業が行われました。

~モツ煮!~
今年は例年より多い8頭分?の豚のモツを用意したそうです。
モツの仕込みはわけしょ(男の人)の仕事と決まっています。
焼き鳥を600本手作業で串うちし、販売した年もあったそうです。すごいパワーだ!
大量!
モツ煮独特のにおいが立ち込めています。
出来上がりをいただきましたが、ほんのり甘みもあり、イベント会場の寒い中で食べたら、とっても温まると思います。










おやっこ村とは関係ありませんが、
これは、千年集落で作っているみこしです。
12日(土)の夜に行われる「雪上神輿活き!生き!合戦・雪中花火」に出場します。
ほぼ毎年出場していて、今年は子ども用と大人用の2つのみこしを出します。
写真は子ども用みこしでまだ骨組みだけですが、完成したものは子供たちの手も加わり、だいぶ賑やかなものになっています。当日の子供たちの衣装にも注目です!!ぜひ応援しに来てほしいです!



これは、みこし合戦の前に行われる「ぼんぼ様」(賽の神)用の「とば」編みの様子です。
毎年、松代中部地区のわけしょが協力して作ります。わらも分担して持ち寄っています。

※わけしょ(若い衆)…このあたりの方言で、男の人を意味します。年齢が若くなくてもです。とば編みをしているみなさんは主に70代以上です。みなさんお元気です。手際がいいです。

わらを編んでつなげていきます。
ぼんぼ様づくりは、前日の11日(金)に行われます。

※とば…ぼんぼ様の表面を覆うようにして巻く、わらを編んで作ったものを呼ぶようです。



地域のみなさんのパワーに圧倒されながら、準備が進んでいる今日この頃です。
イベントの詳しい案内→第29回 越後まつだい冬の陣