2016年6月1日水曜日

春の草花と生き物


名前が分かるとおもしろい

春、雪消えと同時にカエルの鳴き声が聞こえてきます。
草木が茂ってくると、いろいろな生き物たちの活動も活発です。

これは何でしょう?
小荒戸自然観察会で見せていただきました。

端午の節句に関係があります。


叩きつけます!
「メクラショウブにハナショウブ~」
そんな掛け声をかけながら、うまく地面にたたきつけると"ポーン"と気持ちの良い音が響きます。
メクラ菖蒲とヨモギをワラでくるんだもので、たたくと、菖蒲の香りが強くなります。
これをお風呂に入れて、菖蒲湯にしたそうです。
子ども時代、いい音が出せるか、勝負していたのだとか。


タニウツギ
山肌にピンク色の小さい花がかたまりになって咲いています。
つぼみのうちだと、マッチのようにも見えるからか、「マッチ花」「火事花」とも呼ばれ、仏壇には飾ってはいけない花と言われています。
他にもこの花が咲くころに、養蚕をはじめたり、田植えの時期になったり、姫タケノコが採れる合図であったりと、植物をみて暮らしに役立てていました。
また、この枝は、すらりと伸びていることから、昔の少年たちは、この枝を切って、刀のようにして遊んでいたそうです。

花筏(はないかだ)
葉の表面に花が咲きます。
花が筏に乗っているみたいです。

ウスバシロチョウ
羽が透き通って見えます。胴体は黒っぽい。

ベニシジミチョウ
シジミくらいの大きさ。

トンボ。名前がわかりません。
生物図鑑、植物図鑑がほしいです…( ̄▽ ̄;)