2015年5月25日月曜日

親子田植え体験

かえるも元気!

先日、おやっこ村田植え体験が行われました。菅刈集落の棚田の一部を手植えしました。
親子3名のうち、お父さんと息子さんは裸足で田んぼの中に入り、初めての田植えです。息子さんは、お米が大好きとのことで、お米がどう作られているか知ってほしいと、今回、体験にいらっしゃいました。
お母さんは、近くのブナ林を散策したり、山菜採りを楽しんでいらっしゃいました。
田植えスタート!
あと少し!稲刈りもたのしみですね!
かえるもたくさん捕まえました。

2015年5月19日火曜日

ぜんまい干し最盛期

本日はあいにくの雨ですが…

しばらく夏のような天気がつづき、田植えもあちらこちらで始まりました。
この時期は、畑や田んぼの準備と同時に、多くの家の玄関先でぜんまいが干されています。
  1. 山からとってきたぜんまいはすぐに茹で、ごみを取る。(ごみを取ってから茹でる人もいる)
  2. ござに広げて干す。そのままだと、繊維が硬いままなので、揉みます。
  3. はじめは柔らかいので崩れないようにやさしく、乾燥してきて固くなってきたら、力強く。やってみないとわからないコツがあります。
  4. 天気にもよりますが、1時間おきぐらいに揉んでは干してを繰り返し、均一に乾燥するようにします。夕方には室内に取り込む。
  5. 翌日も天気が良ければ、同様に干して、完全に乾燥したら完成!

ぜんまいには雄株と雌株があり、食べているのは雌の方。
あくが強いので、揉むときは手袋をつけます。
日光が強すぎると、表面が白くなるそうです。味に問題はないが、見た目が良くないので販売には向かくなるそうです。
大量に干すと、一日中、つきっきりで揉んでいないといけません。
 
謎の黒い物体と思っていたぜんまい、こんな風にして出来上がっていたのですね。

2015年5月11日月曜日

5月8日は「七つ詣り」

小学校はお休みです

毎年5月8日は「七つ詣り」といって、松代地域では昔から男の子が数え7歳になると、上杉謙信などが合戦の際、必勝祈願をしたといわれている松苧(まつお)神社にお参りに行きます。
7歳まで健康に育ったことをお祝いする伝統行事です。

早朝5時すぎ、上り始めます。









 昔は、住んでいる集落から歩いてきたそうですが、現在は山のふもとまで車で行けます。
山頂でお祝いするので、荷物もたくさんです。
女性の神様なので、女の人はここから上へは上がれません。以前はここに観音堂があったそうですが、大雪の際、崩れてしまったそう。
ここで煮炊きをしたものを、男性が山頂まで持っていき、お祝いしていたそうです。
最後の試練!
この日はお祝いにおもちゃも!
お祓いしてもらいます。 今年は十数名の男の子が上りました。松之山からも来るようです。

午後からは山を下りて、親戚一同でお祝い会です。
男の子が生まれたら、すぐにこの日の宴会場の予約を取るとか取らないとか・・・。
県内最古の建築物。国の重要文化財 に指定されています。茅葺屋根は雪対策の保護シートがかけられています。
神社までの道は犬伏集落、苧島集落、菅刈集落からの3通り。
山道は七つ詣りの当日までにその集落の方が整備してくださっています。
 
菅刈集落からの山道、雪で崩れた道を直したり、落ち葉をどかしたり、子供たちが健やかにと地域のみなさんの気持ちがあってこその行事です。





2015年5月7日木曜日

米作りは共同作業

種蒔きも一段落

4月下旬から5月初めにかけて、太平、池尻、千年集落の米の種蒔きの手伝いに行ってきました。
米作りといえば、まず田植え!と思いつく方が多いかもしれませんが、それまでには苗の準備があります。農協などにお願いする方もいらっしゃいますが、そうではなく、全て自分のところで行うと、種籾の選別など、3月から始める方もいるようです。

 
機械化が進んだとはいえ、お米を作るのには、やはり住民同士の協力が必要だなと感じました。昔は「結い」といって、田植え、稲刈り、茅葺屋根の吹き替え作業など、住民が協力し合って作業をしていたそうです。大変な作業でも大勢で行うと早く終わるし、休憩中のおしゃべりも楽しいものです。